MIDI ってなに?
MIDI(ミディ)とは、「Musical Instrument Digital Intarface」の略で
音楽の演奏情報や音の切り換え情報などを
楽器間でつたえることのできる世界統一規格です。
MIDI規格に対応していれば、メーカーや楽器の種類が異なっても
機器に応じて演奏情報を伝えられます。
MIDI規格では、鍵盤を叩いたり、ペダルを踏んだりといった
演奏情報を、MIDI情報として扱います。(Roland GP-100 取扱説明書参考)
PCをやっている人は、MIDIといえば音楽を鳴らすファイルみたいなイメージを
持っていると思います。
しかし、ギターの場合は音楽を鳴らすのではなく
主に、エフェクター同士のプログラムチェンジに使われています。
ここではプログラムチェンジについて説明したいと思います。
長所
・MIDIフットペダルを使って、複数のエフェクターの音色をペダル一発で呼び出せる。
短所
・設定が非常に難しい。
・機種によっては音切れがある。
注意
MIDIケーブルを3台以上スルーで繋げると、バグる可能性があります。
MIDIとは、基本的に3本の線で1:ア−ス、2:ゼロ信号、3:イチ信号を送り
一定以上より上か下かを判定する、コンパレ−タと言う機械で、ON/OFFを検索します。
この信号はパッシブだと、3台以上つなぐ、
または最初の機材から最後の機材まで、ト−タル7メ−トル以上のケ−ブルでつなぐと
信号が劣化してバグる可能性が上がりますので注意しましょう。
また、これを回避するには、MIDIパラボックスを使用してください。
情報提供者:Akiさん
例えば、あなたが以下のようなセッティングだとしましょう。
ギター→フットマルチ→ラックマルチ(コーラス専用・かけっぱなし)→ギターアンプ
この場合、フットマルチは普通に使っていますが
ラックマルチは常にON状態で、しかもコーラスしか使っていない状態になっています。
ここで音色を切り換える時、「歪みだけの音にしたいな・・」と思っても
ラックのプログラムを換えるには、わざわざラックマルチのボタンを押さなければいけません。
これでは、ライブの時とてもじゃないけどカッコ悪くてできませんよね?(笑)
そこで登場するのがMIDIです。
MIDIをフットマルチとラックマルチに繋いでおけば
フットマルチのプログラムを切り換える時(ペダルを踏む時)
ラックマルチのプログラムまで切り換えることができます。
つまり、ラックマルチの音色をフットマルチの音色に合わせて
いろいろ換えることができるのです。
そうすれば、ラックマルチをコーラス専用で使う必要性はありませんから
ディレイやリバーブといった他のエフェクターも使えるようになるのです。
MIDIをマスターすれば、かなり便利になりますので
2台目のマルチやラック式エフェクターを購入しようと考えている方は
がんばって覚えてMIDIで繋ぎましょう。
MIDIの仕組みって?
では、MIDIがどのようになっているか簡単に説明したいと思います。
◆MIDI端子◆
MIDI情報は、以下の端子に繋いで使います。
端子にはMIDIケーブルを使います。(←シールドとは全く別の物です!)
MIDI IN
他のMIDI機器(マルチエフェクター等)からの情報を受ける端子。
MIDI OUT
本機から出す情報を送る端子。
MIDI THRU
MIDI IN からの情報をそのまま別のMIDI機器に送る端子。
(注意)
機種によっては、MIDI OUTとMIDI THRUが一緒になってるものもあります。
その場合、その機種の設定で使い分ける事になります。
また、MIDI情報は主にプログラムチェンジ情報を
他の機器に送ってるわけですので
MIDIだけつないでも、ギター音は出ません。
いつもどうり、ギターからシールドで繋いでくださいね(^^;
<<実用例>>
フットマルチ BOSS GT-6 と
空間系ラックマルチ DigiTech TSR-24S を 使った場合。
GT-6で全てのプログラムコントロールをします。
この場合、MIDIケーブル1本とシールドコードが3本必要になります。
このセッティングで、GT-6から出てくる情報をTSR-24Sが受ける状態です。
またこの場合、TSR-24SからGT-6へ情報を送る事はできません。
MIDIチャンネルって?
MIDIでは、複数のMIDI機器に、それぞれ違った情報を1本のMIDIケーブルで
送る事ができます。これはMIDIチャンネルという考え方があるからです。
MIDIチャンネルは、TVのチャンネルと考え方が似ています。
TVのチャンネルを切り換えると、いろいろな放送局の番組が見られます。
これは、送信側と受信側のチャンネルが一致しているからです。
MIDIには1〜16のチャンネルがあり、送信側のチャンネルと
一致している楽器(受信側)にMIDI情報が伝わります。
ちなみにOMNIモードをONにすると、チャンネルの設定の関係なく
どのMIDIチャンネルでも受信できます。
いまいち解らない人は、OMNIをONにして設定したほうが無難ですね。
筆者はいつもONです(^^;
MIDIプログラムのやり方が解りません
では、セッティング例を使ってMIDIコントロールしてみましょう。
*ここでは、FC-50、GP-100、TSR-24を使って説明していますが、
もちろん、この機種以外(MIDI装備)でも対応していますので、誤解のないようにお願いします。
まず、下記のセッティングの場合。
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BOSS FC-50
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MIDI↑OUT
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MIDI↓IN |
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Roland GP-100
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この場合、MIDIフットペダルFC-50でプリアンプマルチGP-100をコントロールします。
まずFC-50ですが、何も設定する必要はありません。
設定するのは、GP-100のみになります。
では、GP-100を設定してみましょう。
1. まず、MIDIチャンネルなどを設定する画面を表示させてください。
2. 次にチャンネル設定してみましょう。
3. ここでは、MIDIチャンネルをOMNI(All チャンネル)に設定します。
設定が終わったら設定を保存し(オートセーブもあります)
EXITなどを押して通常の画面に戻してください。
4. この状態で、もうFC-50でGP-100のプログラムチェンジができます。
5. 例えば、FC-50のプログラムナンバー「12」を踏むとGP-100のプログラムが「12」に変わります。
注意
MIDI操作できるモードには、チャンネル設定できる以外にも
MIDI BULK DUMP等の設定が出来ますが、この辺りはなるべく触らないよう
気を付けましょう。ヘタに触るとMIDIコントロール出来なくなります。
次に上記のセッテイングに空間系マルチTSR-24を追加してみましょう。
この場合、GP-100からTSR-24へのMIDI端子は「MIDI THRU」です。
MIDIOUTではありませんので注意してください。
MIDIOUTにしてしまうと、FC-50から流れてくるMIDI情報が、GP-100で
止まってしまうことになり、FC-50のMIDI情報がTSR-24に来ません。
このセッティングの場合、GP-100は歪み専用のエフェクターにし、
TSR-24は空間系専門のエフェクターとして扱います。
プログラムチェンジはFC-50でコントロールします。
では、FC-50、GP-100の設定は前回のままとして、TSR-24を設定してみましょう。
まず、TSR-24のMIDIチャンネルなどを設定する画面を表示させてください。
次にチャンネル設定してみましょう。
またまた、MIDIチャンネルをOMNI(All チャンネル)に設定します。
設定が終わったら設定を保存し(オートセーブもあります)
EXITなどを押して通常の画面に戻してください。
この状態でFC-50からのプログラムチェンジができます。
例えば、FC-50のプログラムナンバー「12」を踏むと
GP-100のプログラムが「12」に、TSR-24のプログラムも「12」になります。
この状態で使用しても問題はありません。
しかし、この状態ではGP-100のプログラムが切り替わるたびに
TSR-24のプログラムも替わってしまいます(当たり前ですが)
例えば、TSR-24のプログラムナンバー「15」にコーラスの設定をしているとします。
そのコーラスをかけたまま、GP-100のプログラムを切り換える場合
(プログラムナンバー「1」に替える時)
TSR-24も「1」になるので、TSR-24のプログラムナンバー「1」を
「15」と同じ設定にする必要があります。
これでは、機種によっては音切れが目立つますし、作業も面倒ですよね(^^;
そこで、GP-100のプログラムを「1」にしても
TSR-24が「15」ままにする設定をやってみましょう。
1. まず、TSR-24のMIDIチャンネルなどを設定する画面を表示させてください。
2. 次にMIDI MAPを設定できる画面にしてください。
3. すると、機種によっては異なりますが、大体次のような画面になると思います。
ではまず、「MIDI Prg」を選んで数字を「1」にして下さい。
すると、「MAP」も「1」になるはずです。
ではカーソルを「MAP」に移動させ「MAP」ナンバーを「15」にしてみましょう。
設定が終わったら設定を保存し(オートセーブもあります)
EXITなどを押して通常の画面に戻してください。
この状態で、FC-50のペダル「1」を踏むと
GP-100は「1」になり、TSR-24は「15」のままになるはずです。
つまり、こう言う事です。
MIDI Prg>>MIDI情報。母体になるプログラムナンバーです。
MIDI MAP>>MIDI情報に対して本機(TSR-24等)の割り当てるプログラムナンバー。
MIDI Prgを「14」にして、MAPを「55」にした場合は
FC-50のペダル「14」を踏むと、GP-100は「14」、TSR-24は「55」になります。
なぜだか解りますよね?
最初は難しく感じるかもしれません。しかし、実はそんなに難しくはありませんので
がんばって習得しましょう。慣れれば簡単ですよ!!
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