第3回 RACK EFFECTS
今回は「ラック型エフェクター」の特集です。
プロ機材でも、よく見かける、そう、あの高そうなエフェクターです(笑)
横幅が19インチ(約484mm)で高さが約44mmのEIA規格で作られたケースに入ったエフェクターで、最も低い44mmの高さのエフェクターを1Uといいます。倍の88mmで2Uというのが一般的ですね。そもそもはスタジオなどの業務用エフェクターでしたが、収納性と機動性から一般的にも普及されました。
主な特徴として、1部を除いてリア・パネル(裏側)に入力端子がありフロント・パネル(表側)にある
操作類の邪魔にならない設計となっています。また、ラックを組むと、コンパクトエフェクターのように
その都度シールドを差したり抜いたりする手間も省けます。
ただし、欠点として「重さ」があり、何台もラックを組めばセッティングは簡単でも現場までの持ち運びにかなり苦労します(笑)
あと、上記のラックエフェクターの1/2の横幅の物を「ハーフ・ラック」といいます。
ちなみに世界初のハーフラックエフェクターはあの「BOSS」です(のはず・・)
それでは今回は主に「空間系エフェクター」に的を絞って紹介させていきます。

BOSS/Roland |
まずは、ご存知BOSSから。
BOSSと言えばSE-70やRoland GP-16等が有名でした。
プロでも愛好者は多く、その高位なエフェクトは扱い易いのもいいですね。
また、マイクロラックシリーズではRPS-10がマニアの間では高額で取引されていましたね。
現在ではVF-1などがあり、価格の割には良い音を出してくれますね
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■ GX-700 ¥57,000
BOSSのCOSMプリアンプと高位な空間エフェクターが組み合った1U型マルチエフェクター。基本的なエフェクターから変態系エフェクターまで、ほぼ揃っておりこれ1台で何でもできそうです。また、LOOP端子もあり、好みの歪みエフェクターを使う事も可能ですね。初めてのラックにいいかも知れませんね。
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■ VF-1 ¥49,800
名器SE-70を受け継いだのがこのVF-1です。抜群な操作性と大型液晶ディスプレイが特徴的でギター以外にもキーボードや録音にも使えるハーフラック型エフェクターです。デジタル・アウト端子も装備しています。
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■ Roland GP-100(現在廃盤)
現在廃盤の1U型プリアンプマルチです。たしか、COSM第1号機。あのGP-16の後継機種と言う事で思わず買ってしまいました(笑)。音はBOSSらしくフラットな感じです。でも、これにはLOOP端子が2つあり、なかなか使い勝手の良いエフェクターでしたね。中古でも安いしお勧めかも。
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■ SE-70(現在廃盤)
ハーフラックのマルチでデビューしたSE-50の後継機種。SE-70は35種類のエフェクトと45種のアルゴリズムを持っていました。ブラックパネルがカッコ良く(笑)、結構、売れていましたね。ハーフラックはBOSSがNo.1のようです。
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■ RPS-10(現在廃盤)
一時期物凄い高額で取引されていたBOSSの隠れた(?)名器。ピッチシフター/ディレイです。何と言っても凄いのはリバースモードで得られる逆回転サウンドでした。他のリバースエフェクターでは得られないコイツだけの癖がありまして、変態ギタリスト(笑)で有名なエイドリアン・ブリュ-氏は一時期8個ほど使っていましたね。
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■ GL-100(販売終了)
恐らく、COSMアンプの初期型。AMPシュミレーターになります。92年頃の物ですが、この頃からBOSSはAMPシュミレーターを作っていたんですね。これは、様々なギターアンプの特性をデーター化にし、その歪みをシュミレーションしようとしたギタードライバーでした。志向的には今のYAMAHA
DG-stompに似ているかも知れませんね。
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DigiTech |
筆者が好きなブランドです(笑)
このDigiTechは、1984年にDODがデジタル・エフェクトの将来性に着目し、
それまでのアナログ・エフェクト・ラインナップとの差別化を図る為に設立されたブランドです。
ここは、やはり高位品質な空間系エフェクターでしょう。プロ機材でもお馴染みですね。
GSP-2120Sのような究極のマルチエフェクターからDHP-33のような専門エフェクターまで少数精鋭です。
ただ、ノイズ・ゲートの効きが凄いけど(笑)
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■ GSP-2120S ¥180,000
(本体のみ¥160,000)
真空管2本にS-DISCを2枚使用した究極のマルチエフェクター。この2120はGSPシリーズの5代目にあたります。真空管による暖かい歪みから同社ならではの多彩且つ高位な空間計エフェクター、またLOOPも搭載しています。特筆するのは「シームレスプログラムチェンジ」で、これは残響音を残したままパッチが切り換えできる優れた機能です。あと、ラックで一番気になる音切れもなくこの1台があれば他は何も要らないかも?
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■ QUAD-4 ¥80,000
空間系専門マルチエフェクト。とにかく注目は「4In/4Out」です。これは自由にカスタマイズ出来ますので色んな使い方が可能です。内蔵エフェクトは変態系(笑)が充実しており、Talker並のボコーダーやリバースディレイ、タイムワープなど満載です。もちろん基本的なディレイやコーラスは装備しています。ただ、音切れが少し気になるとか…。
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■ DHP-33(販売終了)
名器IPS-33Bの後継機種。インテリジェントピッチシフターになります。ドライ音+ハーモニー音2声で、3和音可能。ストリングスサウンドが出せるストリングパッドも内蔵し、ディレイなどの基本的エフェクトも装備しています。音切れはなく、ディレイマシーンとしても使える便利なラックです。外部ペダルでWHAMMYも可能。
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■ TSR-24(販売終了)
空間系マルチ。2120で紹介したシームレスチェンジの他、ホールドディレイも可能です。筆者の愛用機ですが(笑)、とにかく操作が複雑なのが痛いです。逆にいえば、それだけ自由度のあるエフェクターなのですけど・・。好きなようにアルゴリズムが組めますのでディレイを並列で4つ並べるとか可能です(笑)
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